実はこんなにある!日本の「雨の名前」あれこれ

こんにちは!
梅雨に入り、しとしと雨が降る日が続いていますね。
じめじめして気分も落ち込みがち…ですが、実は日本には“雨の名前”がたくさんあるってご存じでしたか?

今回は、そんな雨にまつわる美しいことばをいくつかご紹介したいと思います。

☔ 五月雨(さみだれ)
旧暦の5月(今の6月頃)に降る長雨のこと。
もともとは「さ=早」「みだれ=水垂れ(みずたれ)」が語源とも言われています。
🌿 俳句や和歌にもよく登場します。「五月雨を集めて早し最上川」(松尾芭蕉)

☔ 走り梅雨(はしりつゆ)
梅雨入り前に降り始める雨のこと。
「そろそろ梅雨かな?」という時期に感じる、季節の変わり目の雨ですね。

☔ 空梅雨(からつゆ)
梅雨に入っているのに、あまり雨が降らない年のこと。
農作物には影響がありますが、通院しやすくて助かる一面も…?

☔ 男梅雨・女梅雨(おとこづゆ・おんなづゆ)
ちょっとユニークな名前です。

男梅雨:短時間にザーッと激しく降る梅雨
女梅雨:しとしと、静かに長く降る梅雨
雨の性格を“男性的・女性的”に例えているんですね。

☔ 送り梅雨(おくりづゆ)
梅雨が終わる頃に降る、最後の雨。
これが過ぎれば、いよいよ夏本番です!

💬 最後にひとこと
同じ「雨」でも、降り方や時期でこんなに名前があるなんて、日本語って本当に奥深いですね。
私たちのクリニックでは、そんな雨の季節も、できるだけ快適に過ごしていただけるよう努めています☂️
湿気や気温差で体調も崩しやすい時期ですので、どうぞ無理なさらず、次回の通院もお気をつけてお越しください。

IT部